活動報告 三重地区 of 都市農村交流(農商工連携) 特定非営利活動法人えがおつなげて(内閣府認証)

第1回
【都市農村交流ビジネスモデルの概論】
開催日:2010年7月19日

えがおの学校【三重】1回目を開催しました。

mie1-1.jpg三重校は三重県庁との連携で実施しており、今回は三重県の吉田山会館特別会議室で実施しました。

三重校の事務局は三重県庁と昨年度の研修生2名(岡本さん、石川さん)で、研修生は11名です。
最初に自己紹介をしましたが、やる気が高い研修生が多く、事務局側も圧倒されました。



mie1-2.jpg今回は都市農村交流マネジメント概論の講座と5Pビジネスモデルのワークショップを開催しました。
ポイントは、都市農村交流のビジネスモデル計算式を理解すること。

つまり、「都市農村交流ビジネスモデル」=「農村資源」×「都市のニーズ」の計算式を理解することです。
ワークショップでは2グループに分かれて実施しました。

宿題は、ワークショップで実施した5Pのビジネスモデルを個人で実施することです。
次回は、フィールドワークも実施します。

 

第2回      
【農村資源の捉え方(SWOT分析、多様な価値)】
開催日:8月21日

えがおの学校【三重】2回目を開催しました。

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三重校の第二回目、午前中はフィールドワークとして鈴鹿市の農産物直売所「みどりの大地」を訪ねました。社長の後藤さんは「農産物の価格を決めるのは生産者であるべき」との強い思いで、県職員の職を辞して、生産者有志の方々と共に立ち上がった熱い方です。


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後藤社長のお話の後、併設のレストランで地元生産者の方々のこだわりが、ぎっしり詰まったランチを頂きました。三重校の研修生でもある吉澤さんや、シェフから素材の説明を伺った後に頂いた料理は、バラエティ豊富で、どれもやさしい、お味でした。


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午後からは県の鈴鹿庁舎に場所を移し、まずは前回課題(5Pのビジネスモデル)の発表。ほとんどの研修生が規定の3分を超える、熱のこもった発表でした。休憩後はいよいよ曽根原氏の講義。


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今回のテーマは「農村資源の捉え方」です。続くワークショップでは3グループに分かれ代表者のプラン例にとり、「ミクロ・マクロの分析」「SWOT分析」「多様な価値での把握」などの側面から検証する作業の演習に取り組みました。



第3回の開催は志摩半島、大王崎にて1泊2日で開催の予定。
講義のテーマは「都市のニーズ」です。

 

第3回
都市のニーズ(個人、企業)
開催日:2010年10月2日、3日

えがおの学校【三重】3回目を開催しました。

えがおの学校【三重】3回目
三重校第3回目は志摩半島での1泊2日の宿泊研修です。



海の豊かさを伝えたい」という校長の生賀さん
1日目のフィールドワークは英虞湾の豊かな自然の中にある志摩自然学校。「英虞湾の見た目の美しさだけでなく、海の豊かさを伝えたい」という校長の生賀さん。
豊富なプログラムに年間6,000人程が訪れ、自然体験を楽しんでいるそうです。



経済波及効果
もちろん地元観光業への経済波及効果は少なくありません。
かって真珠産業で沸いた志摩を、自然体験のメッカとして再生すべく奮闘されています。



曽根原氏から総括曽根原氏から総括続いて行われた課題(農村資源の把握・分析)の発表。質疑から議論が盛り上がる場面も何度となくありました。曽根原氏から総括として頂いた「農村資源を商品設計する際の軸」についての考え方は非常に興味深いものでした。
宿泊は熊野灘を望む大王崎の龍王閣。事務局・オブザーバーも含め総勢20名程の大宴会は果てる事を知らず、日付が変わるのも忘れ、熱いトークが交わされました。



三重県庁舎に
二日目は場所を志摩市の三重県庁舎に移し、曽根原氏の講義からスタート。テーマは「都市のニーズ」です。「都市住民の課題は商品設計のミソ」というポイントの指摘も。
続く演習は2つのグループにわかれ、「都市のニーズターゲット設定シート」を作成しました。



スムースな発表
までの【資源】に重点をおいた視点から、
【ニーズ】に視点を変えた演習に当初は若干のとまどいがあったようですが、昨夜の宴会効果(?)か、抜群のコミュニケーションで意見をまとめ、両グループともスムースな発表を行いました。



「日本料理 鯛」の「鯛茶づけ」
昼食は志摩の名店、
「日本料理 鯛」の「鯛茶づけ」です。
ごちそうさまでした!




第4回の開催は松阪市近郊で開催の予定。
講義のテーマは「ビジネスモデルの設計」です。